kei_oka’s diary

ADHDとASDの境目で生きる

病院で診断を受けるまで

大人になって発達障害の診断を受ける場合は、結構苦労します。

発達障害の診断を出来る病院は限られており、大人の場合はその限られた病院から

更に数が減ります。

 

まず、初めに「発達障害があるのでは?」と気になった場合

沖縄県住居者は下記センターに電話相談する事をおすすめします。

 

www.okinawa-gajyumaru.jp

 

次に、発達障害の可能性が出た場合

 

 沖縄県 発達障がい児(者)の診療等を行っている医療機関リスト

http://okinawa-gajyumaru.jp/wp/imgs/IryoukikanListH290126.pdf

(現時点でのリンクです)

 

基本的にこの医療機関のリストから選んで行く事になります。

私の場合は、リスト外の病院(A)精神科に相談したのですが「ここでは対応出来ない」

と言われ、他の病院を紹介して貰いましたが、紹介状は発行出来ませんでした。

次に、この医療機関リストから琉球大学医学部附属病院に予約を取りました。

(紹介状が無い場合、5000円程初診料が発生します)

 

尚、他の方法として
情報提供書を上記(A)病院から取り寄せる事で初診料を払わない方法も可能です。

ですが、非常に面倒なので、手間を考えると初診料を払った方が早いです。

 

病院での診断前に試した事

注意

病院での診断に影響を及ぼしますので

非常にお勧めしません。

 

ADHDの薬は高価で医者から処方するしか方法が無いと思っていた所

とあるニュースを見ていた際に
「スマドラ」として一般人がADHDの薬を輸入し、利用している現状を知りました。

 

そこで、ストラテラジェネリック品「アクセプタ」を個人で輸入してみました。

40mg100錠で5000円位でした。

 

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錠剤を1/4にカットし飲んでみましたが

集中力が向上しました。(初日は頭が痛くなる程に)

落ち着き易くなり

今まであれば気付けば1時間が経過していた状態から「まだ10分

経過してないの?!」に変わりました。

 

ですが・・

服用した状態で病院にて発達障害の診断をしてしまい

診断結果に影響を及ぼしてしまいました

 

 現時点で日本の医療では利用されていない薬になります。 健康被害についても自己責任が必要です。 また、購入した薬が本物の薬なのか、保証はありません。

私の症状

私の症状として、大雑把に以下の通りです

 

記憶力が無い

 数秒前の事を忘れる

 会社では「XXの件だけどどう?>調べ直し・曖昧な対応をしてしまう」

 ・対処法として手帳にスケジュールを細かく記入し常に持ち歩く。

 

苦手な物に対しては頭に入らない

 本を読んでも中々理解できない。混乱する。

 

難しい漢字が読めない熟語が読めない、書けない

 常にパソコンがあるのでそれで回避

 

計算が出来ない

 常にパソコンがあるのでそれで回避

 

指導する側になれない

 誰かのサポートを受けながらで無ければ厳しい

 

集中力が無い

 ただし、集中始まると時間を忘れ何時間でも調べ続ける事が出来る。

 

顔を覚えきれない

 声を掛けてくれたけど、あなたは誰・・・

 ・対処法として、手帳にその人の個性を書き覚える。

  眼鏡、声、座席表等

 

名前を覚えきれない

 こちらも手帳を参考に対処。

 

独り言が多い

 すまん。本人は気づかないんだ。かなり迷惑だった様子。

 

発達障害に気づき思う事

何等か発達障害があると思い、調べる限り

ADHDの可能性がある事が分かりました。

 

デメリットとして

〇病院で診断された場合、生命保険に入れない可能性がある

〇障害者と見られる覚悟が出来ていない

〇当時、治療の為の薬が大人向けには存在していなかった

 大人でも適用されるようになった薬も存在するが、高価である事もあり

 経済的な不安。

 

メリットとして

障害者手帳を取得できる場合があり、その場合

 経済的負担を軽減す事が可能である

〇障害者となった場合、障害者枠での就職活動が可能

 

自己紹介と発達障害のきっかけ

生まれも育ちも沖縄です。

現在30代男性。

プログラマーでは無いIT関連の会社を主に生息していました。

 

記憶が曖昧ですが
幼い頃、私の学習能力の遅れを心配した親が相談所に相談した記憶はあり

養護学校や特別学級には一度行く事無く

幼稚園、小学校、中学校、高校、専門学校と普通に通いました。

 

社会人となり、仕事を始める事となったものの、飽きやすく

会社を転々とし5社以上を経験する事に。

「今の仕事は自分には向いていない、もっと楽しめる仕事があるはずだ」と

 

20代後半より、転職する間の空きが半年を超える事が増え

仕事も上手く理解出来ず、あたふたしていた頃

某社の社員に「お前は発達障害がある」と言われる。

 

その後も転職を繰り返し、他の会社でも同様の事を言われ

「確かに、可能性はあるな・・」と思い続けて30代へ

 

 

 

 

はじめに。

 大人になって初めてADHDASD(2017年6月時点)の診断をされた

私の思いを、当ブログで公開して行きたいと思います。

 

「自分も何等かの発達障害があるのでは?」と思いながら、社会生活に

苦労している方々の 参考にしていただければ幸いです。